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初来日の競馬の騎手がフグ鍋を進められたら、青ざめた! [日本料理と和食と居酒屋]

今年の頭に初めて来日した
モンテリーゾっていう騎手がいるんだけど彼の話。

彼は同じヨーロッパの騎手仲間の活躍を見たり
彼らの話を聞いたりして
以前から日本に来たがってたらしい。

特にゲームセンターとか食べ物関連の話に
興味があったみたいで相当な期待を抱いて来日。

正式に日本行きが決まった際に仲のいい騎手から
「小倉のフグは絶品だから小倉で乗るなら絶対食っとけ」
という指令が出た。

フグ勧めた騎手はサークル内でもグルメで知られてるため、
彼の期待は更に高まる。

しかし期待が膨らむあまり
「フグってどういう食べ物なんだろう?」
という疑問が沸いて来て色々調べ始める。

辞書を開く、載っていない。伊訳、英訳もわからない。

インターネットを使ってようやくフグの情報に辿り着いた
モンテリーゾ騎手。

フグの情報を得るも
「毒をもつ魚!?」と青ざめる彼。

当たると全身が痺れ、
過去には死者も出したという記事にビビリまくり、

幾らオススメでもこれはだめだと
気の小さい彼はフグを食べることを断念した。


そして数日後、小倉で騎乗する機会が回ってきた時に
不意にふぐの事を思い出した。

「ここにはフグという食べ物があるらしいね。
 とても美味しいらしいけど毒を持ってるんだろ?

 気にはなるけどまだ死にたくないし・・・」
関係者にこう漏らしてしまったのが運のツキ。

怖いから嫌だと主張するも
免許を持っている職人がさばくから大丈夫だと
半強制的に連れて行かれる羽目に。

店に着き、鍋が来るとモンテリーゾ最後の抵抗。

パソコンで見たフグの死亡例のニュースを
プリントアウトした物を見せる。

これ見てよやばいよとか野菜だけでいいとか
必死に足掻くもそんなもん持ってるから怖いの一言で却下。

ノー、ノー、ポイズン・・・
と病人の如くガクガクブルブルしまくるので

見かねた関係者がお前以外の全員が先に食うから
誰も死ななかったら食えと提案し、
モンテリーゾもそれに納得。


端から順番に食べていくが、
ロシアンルーレットさながらの心理状態の中
当然ながら誰も死なず
ついにモンテリーゾの番が回ってくる。

腹を括り恐る恐るフグを口に運んだ。

「モ ル ト ベ ー ネ ! 
 こんなうまいい物がこの世にあったのか!」

フグを教えてもらった相手にすぐさま報告の電話を入れると
ひたすらフグ料理を食いまくりましたとさ。

彼曰く「それにしても最初は怖かった。
    こんなに怖い思いをしたのは人生初めてだ。
    自分の師匠より怖かった」
らしい・・・

>>
まぁ異国で死者が出るような毒が云々とあるような物を
食うには相当な度胸がいっただろう。

それにしても…その後何かあるたびに
フグを奢るように言われる関係者が目に見えるようだ。

私もホームステイに来たエジプト系アメリカ人に
初日カウンターで食べるスシを教えてしまったばっかりに…

まぁとにかく面白い話をありがとう。

>>
正直、淡白すぎてどこが美味いのかわからん>フグ

米国では「舌が痺れる程度の毒を少し残して調理し、
     スリルを楽しみながら食べるもの」
ということになっちゃっているらしい。

>>
見た目もキレイでしょ?
薄作りとかお皿もみて楽しめるし。

米人(*゜∀゜)と初めてのデートがふぐだったけど、
器とかみてはしゃいでいたな。
 
それよりは、ウナギと串揚げのほうがリクエストされやすいけど。

そろそろふぐが旬ですね。
コタツになべで日本酒でも飲みたいね。

>>
( ・ω・)オモシロカッタヨ

>>
欧米で美味いキノコとして知られているシャグマアミガサタケは
適切に調理しないと猛毒なわけで。

それと同じだと言えば説得も簡単だったかもねぇ。

>>
今日のあるある

検索して血の気が引いた

ネットで真実は心臓に悪いな

>>
キャッサバなんて国によっては主食なのに毒あるからな
もちろん毒抜きの方法を熟知しているから食べられる

ふぐも同じ
中毒事件のほとんどは見よう見まねでやってみちゃった素人でしょう

>>
自分なら死んだ振りしてびびらすかもw

>>
仏トップジョッキーのペリエは、フランス人だけあって舌が肥えていた。
日本のマックにハマって、体重増えて乗る馬が減った逸話もあったな。

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