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東日本大震災のときペルーの空港にいたんだ [日本の地震と外国人]

おいらは、日本時間で地震のあった日の夜、ペルーのリマ空港に居た。

乗り継ぎで次の便まで12時間もあって、空港から出るのもめんどいんで、
空港内の喫煙カフェに入り浸っていた。

カフェのTVではCNNであの名取川の凄まじい津波の絵が流れてる。

しばらくしたら、カフェの給仕連中が集まって来て、セニョールは日本人かと聞いて来た。

おいらはそうだよ、と答えると、「ラメント・ムーチョ」と言ってくれた上、
少ないけど義捐金を贈りたいから、どこか適当なところは無いか、という。

その時には適当な団体を思いつかず、大使館に贈れば
適切に処理してくれると思うと答えておいた。

その話の中で、給仕の一人が、
「実はオレはピスコの出身なんだ。前のピスコの地震で自分の家も潰れた。
 その時、日本からの義捐金や物資が届いた。今度は俺達が日本を助ける番だ。」
そう言ったんだ。涙が出そうになった。

空港のカフェの給仕の給料なんかたかが知れてる。
家族持ってたらカツカツの生活だと思う。

それでも、日本人が助けた事を忘れずに、
安い給料から無理してでも義捐金を送るって言ってくれる。

朝8時から夜9時まで空港に居たが、昼飯にはもう募金箱が作ってあった。
本当は彼らのプロピーナ(チップ)を入れる箱なんだが・・・

そこには手書きで作ったドナシオン・デ・テレモト・デル・ハポン
と書いた紙と手書きの日の丸が貼ってあった。


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和むんだがラメントムーチョとか募金箱とか
言葉の訳を添えて頂けるとよりありがたい。

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lament 哀悼の意かな。ムーチョは「たくさん」
ドナシオンはドネーション、
テレモトはTERREMOTO、地震。
ハポンはJapan。yo soy Japonesa で「私日本人です」

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mentはラテン語で死だな
terremootoはテラ(地球)がムーブ(動く)っことだね

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台湾も大事だけど、こういう貧しい中から日本に支援してくれた国のことにも想いを巡らそう

バヌアツのサイクロン被害の義援金の送り先を探してスレのまとめとかを見てたら
そんなん知るかみたいなことを言ってたやつが一定数いたのが情けなかった

バヌアツだって震災に義援金送ってくれたのに
一人あたりの金額と収入からしたら台湾より多く懐を割いてくれてるぐらいだ

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ケチ連中にバラマキだ無駄だと批判されてきた各国へのODAは無駄じゃなかったんだな

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WW2で焼け野原になったあと、俺らが住む日本はお年寄りの必死の努力の結晶だよ。
そしてその資金は世界の国々がお金を貸してくれたからだよ。

今はもう当時の借金は返したから、今度は日本がお返しするということでODAを続けている。
先に俺らがお金を借りた事を知らずに勿体無い言う奴は恥を知るといいって思うよ。




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