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日本に来た頃は厳格な神父だったのに [日本の宗教観と神社お寺]

日本に来たころは厳格な神父
だったスミスさん(仮名)が、

神主の佐藤さん(仮名)と仲良くなり、

花見だ七夕だ月見だイースターだと
やってたんだけど、

とうとう町内の子供会と合同クリスマスパーティを開くそうだ。

今年もクリスマスツリーには短冊を飾るらしいよ。

フォーローしておくと、スミスさんは今も敬虔だよ。

どのくらい敬虔かっていうと、花見とお月見でみんな酒入って
どんちゃんやってた中で、

一人だけ一滴も酒を取らずに
素面のままカラオケでひばりさんを熱唱したぐらいだよ。

ひばりさん関係貸したの俺だけど。

あと何年かしたらお国に帰っちゃうそうで寂しい。

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ホームステイのアメリカ人が初めての日本の年越しに大はしゃぎw [日本料理と和食と居酒屋]

正月の和み話。
ウチにホームステイしている米人さん。

日本で始めて迎える正月にもう朝から晩までエキサイトしまくり。

腕によりをかけたおせちをつついていると
(我が家は正月でもおせちを食べます)
黒豆に乗っかっているシソの根っこを見てぽつりと一言。

「・・・ネェ、オカァサン・・コレ、バグズ(虫)?」

ちがうよー、植物の根っこなんだよーと解説して食べさせると、
気に入ったようで嬉々としてつまんでました。

おせちを食べている最中でもおせちの色や形を褒めまくっていました。

おせちを食べて一息つくとガキの使いスペシャルを見て爆笑。
もうヒーヒー言いながら腹を抱えて笑ってました。

そしてついに新年を迎え、ウチは海の近くなので除夜の鐘は
聞こえませんでしたが代わりに海で船が一斉に汽笛を鳴らします。

彼はジーンとした表情で海に向かい、しばらく立っていました。

汽笛が鳴り終わると
「オカァサン、ミナサン、コトシモヨロシュウオネガイシマス」
と正座して言ってくれました。

「こちらこそ!」と笑顔になると同時にとても和む新年でした。

>>
シソの根っこ・・・頼む「ちょろぎ」と言ってくれ~。
シソ科の植物らしいけど。

・・・・・うん、子供の頃、「虫みたい」と思ってたな、自分もw
でも味は大好き。
あと「今年もよろしゅう」に和んだ。

>>
冒頭の
>(我が家は正月でもおせちを食べます)
は、正月じゃなくて大晦日の間違いだよな?

大晦日におせち食ってはいけないなんて決まりはないが
せっかくの外国人がいるんだから、大晦日には蕎麦食って
元旦におせち食えよw

>>
大晦日におせちを食べるのは
その家が勝手にやってるのではなくて東北などの伝統的な地方色だよ

正月行事はその土地ごとの違いがあって面白いよね

決まりはないが…ってw

>>
「年取りの膳」と行って、大晦日には田の神である大黒天にご馳走を捧げ、
それを下げてみんなで食べる。

という風習が東北、北陸、信越あたりには今でもあるし、
その地方の出身者はその行事をそのまま「伝統の決まり」として
続けている家が多い。

>>
越後だけど大晦日の「年取り料理」の方が気合入って豪華だよ。
大晦日の2~3日前から準備する。

正月は朝の雑煮は作るけど、いわゆる「お節」は用意しない。
昼夜はてきとーに何か作る。

>>
田舎岐阜だが、大晦日に「年取り」がある。
昼から戸締まりをして、来客ががないようにし、おせち食べるぞ。



さて、我が家にホームステイしている米人さんで
こないだ和みました。

我が家は基督教で、通っている教会は教会であるに関わらず
もちつきをする妙な教会なんですが・・

「モツィ」(と彼は発音します)なるものに興味を持った彼に、
キネを持たせてもちをついてもらいました。

ぺたんぺたんというよりむしろドッカンドッコンという勢いで
つきまくるつきまくる。
もちをひっくり返す役目のおばちゃんがまごつくほどの勢い&パワー。

・・・・おそるべし、米人成人男性パワー。

すごい早さでもちがつきあがり、おばあちゃんたちが素早く丸めます。
タレはしょうゆやらノリやら納豆やら
・・若い人の趣向でカレーまであります。

米人の彼はしょうゆをかけてもちにパクついたのですが、
顔が一気に微妙な顔へ。

「オカァサン、コレ・・・モツィ、ガム・・」
食感があまりよくなかったようで
・・・けれども彼におもちのおいしさを分かってほしい・・・

というワケで急遽もちピザ(たらこバター味)を作りふるまうと、
今度は好感触。

いい年した彼が「モツィ!モツィ!」とはしゃぐ姿に
みんなで和んだ日でした。
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初詣に着物で神社に行ったらケバブ屋台のおっさんが! [日本の着物と浴衣]

びいきじゃない。
だが和んだから書くぜ。

参拝に神社言ったら屋台で
ケバブがあったんだよ。

普段参拝に行ったら甘酒だけと
決めていた私だったんだけど、

昼時だったし友達も重い物を
買ってたんで、

何か腹に溜まるもの無いかな~
と屋台の通りを歩いてたら

ケバブ売りのオッサン(おにいさん?)の

「おいしいよ~辛くないのもあるよ~」

という客引きにつられケバブに並んでみたんだ。

屋台の三人とも客寄せのためか
片言の日本語大声で

「おいしいよ~お~いしいよ~」
と言ってるんだけど、

そのアクセントと言い方にツボった私は胸ギュン。

トルコ人のおっちゃんって
愛嬌があって可愛くてたまらないっすね・・・

「辛いの」と注文すると
呪文のように

「か~らいのからいの~♪」
とか歌いだされて(創作曲だろうなぁww)

もう狙ってるとしか思えねえ位
可愛いオッサン達。

着物での参拝が少ない神社だったため、
私の着物が珍しかったのか

ケバブできるまで肉切ってた
おっちゃんが凝視してくる。

→仲間に何かトルコ語?で話出す。

→三人が私を凝視。

→またトルコ語での会話を始めてしまた。

着物トークだったのか、トルコ語で話終えると
また呪文のような日本語での客引きが始まり、

飽きるまで遠めで見ながら和ませていただきました。

トルコ人のおっちゃんは可愛い。
可愛いは正義でFA


>>
ケバブ屋さんは男女の扱いに
だいぶん差があるよね。

男はあまり良い印象持ってないと思う。

>>
そう?まぁケバブの屋台って
最近は都会だけでなく、

田舎の方でもあっちこっちで
出てるから差があるんだろうけど、

今まで変な人に当たった事とかはないわ。

接客も愛想良い事多いし、
屋台の近くで友達とワイワイ
言いながら食ってたりすると

こっち見ながらすげー
嬉しそうにしてるよ。

>>
最近外国人の屋台ちらほらあるね。

共通してるのはこのお値段でこの量!
ってくらいがっつり入れてくれるとこだわ。

屋台=ぼったと思ってるから余計に感動する。

>>
秋葉原のスターケバブは最高だぜ!!!

近くを通る度に焼けた肉の
いい匂いが胃を刺激してくる。

イラッシャァウィマセェ~!!!

って片言の日本語で言ってくる
もんだからつい買っちまうんだな。

>>
俺もトルコ料理やで、嫌な印象持ったことないなぁ。

屋台でなくお店だからかな? 
いつもニコニコもしくは職人系。

ちなみに横浜。

>>
お正月に千葉神社にも来ていたよ。

屋台ではお好み焼き以上に
勢力を広げる事は確実視されている。
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会社の同僚のアメリカ人が、クリスマスと日本の正月について語った [日本の宗教観と神社お寺]

会社のアメリカ人のおじさんが
クリスマスについて説明してくれた。
面白かったので報告。

「お前ら日本人は浮かれてるけど正月なんだよ。

恋人と浮かれてるやつらはいるだろうけどな。

家族で伝統のメシ食って、お参りして、
会った近所の人全部に挨拶して、

親戚のガキどもにタカられるんだよ。

このために俺と家族は、何も持たずに、
家族の人数分のスーツケースに
日本製品を詰め込んでいくんだ。

何のためにって、
奴らがサンタなんていないってわかっていても、

俺が親戚じゅうで一番クールで
グレートなサンタになる快感があるからさ。

女房と娘も堪能している。」
(自分的直訳)

離婚していると、
その別れた子供と新しい家族とクリスマス
とかあって、

それはすべての家族の修行なんだそうです。

アメリカ人は案外生真面目だと思いましたが、
もう一人の独身アメリカ人は

「ぼくは外食しないで夕食に
お祈りをちゃんとするだけです」
といっていた。 


>>
大・新・解釈・・・!

>>
そりゃそうだろうな、
うちは毎年、年越し蕎麦食った後に
神社に二年参りに行って、

お参りして会った近所の人全部に挨拶して、
親戚のガキどもにお年玉やって・・・

クリスチャンにしてみたら、
クリスマスがそれにあたる。

>>
かわかみじゅんこという漫画家
(フランス人と結婚、子供も産んでパリ在住)の
エッセイ漫画で、

「フランスのお母さんたちが
クリスマス準備にかける情熱は、

日本のお母さんたちの正月準備の情熱の如し」
ってあったの思い出した。

お母さんだけがなぜか無茶苦茶
張り切ってるのを見て、

他の家族らが「何もそんなに」
とぬるい雰囲気なのも似てる、

と書いてあった気がする。
よく覚えてないけど。

>>
そもそもクリスマスって、欧州
(特に北方)のユール(冬至)が

キリスト教に取り込まれて融合したって聞いた。

本来のキリストの誕生日は4月ぐらいだとかw

「一陽来復」=光が復活する
って意味ではクリスマスと正月って類似してると思w

>>
これは本当にその通りだと思う。

建前と化していたとしても家族で過ごすもの。

>>
キリスト教が出来る前に中東に
あった宗教の聖なる日が

12月25日だったらしく、
それに乗っかったらしいね。

>>
オーストリアのクランプスという
なまはげそっくりな
(でも見た目は数倍おっかねえ)

クリスマスの行事を見たときは、
やっぱあちらではクリスマス=正月なんだなとオモタ。
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日本に染まり切った神父に年越しミサの後、初詣の神社で会った [日本の宗教観と神社お寺]

日本に染まりきった神父に神社で会った。
年越しミサが終わってちょっと出てきたそうだ。

一緒に帰りがてら話してたら、
「見てください、宣言通りおみくじで大吉を引いてやりました」
っておみくじを見せてくれたw

日本酒の瓶を抱えていたので訳を聞いたら、神主がくれたそうな。

「イースターで当たりのお菓子をもらったし、
クリスマスミサでコーンポタージュをもらったからお返しです。

スミスさん(仮名)のためにお祓いもしてありますよ」
と言われて、ありがたくもらってきたそうだ。


神主、神父の教会でやるクリスマスミサに参加してきたらしい。

そんで信者さんにタダで配るコンポタをもらってきたと。
コンポタは神社が新年に甘酒を配ると聞いて真似したそうだ。

「佐藤さん(仮名)が少しお暇になったら、教会で新年会をします。
まだ日時は決まってないんですけどね。

開けておきますからよろしければ皆さんで来てください」
と誘われてしまった。

日本に来て一年目は
神社仏閣から目を逸らしていたとは思えん仲の良さw

>>
神主さんと仲良さそうでなによりwww
その神父さんが、日本的宗教観に開眼するきっかけは何だったんでしょうね

>>
キリスト神社になりそうな勢いだなおい

>>
いい話だね。
何百年前もそんな感じだったのかなあと思うと和む。

>>
多神教は一神教は否定出来ないからね

アラーもエホバもたくさんあるなかの一つの神としてしか見ない
だから多神教の宗教主催者は一神教のライバルたちには非常に寛容

>>
実際教会側が、日光東照宮に東照宮を
型取ったクリスマスケーキを奉納してるしw

>>
鶴岡八幡宮で宮司と住職と神父が合同慰霊祭やったの思い出した。
東日本大震災の慰霊祭だな。

翌年は建長寺、その翌年はカトリック教会でやってた。
ある意味人のありよう(宗教ではなく)のあるべき理想型だと思ったよ。

>>
大体、神道なんて多神教どころかアニミズムに近い代物だし、
他の宗教にムチャクチャ寛容だよな。

そもそも、教典も教義もない時点で「本当に宗教なのか?」って話なんだが。

>>
神道は知らず知らず生活に溶けこんでるからなあ。
日本に長く住んでたら、染まってしまうのも頷けるw

>>
宣教師が自分とこの宗教習慣を頑なに守って生活した場合
日本人は空気読んで距離を置く=布教が捗らない

熱心にアピールしてみた場合
日本人は曖昧な態度でのらりくらり=布教が捗らない

もっとしつこく熱心にアピールしてみた場合
鬱陶しい人として日本人から警戒される=布教が捗らない

宣教師が日本の宗教観に馴染みすぎた場合
季節行事と近所付合いで多忙=布教が捗らない

>>
日本学者の山本七平も日本は宣教師泣かせと書いてたのだが、
こちらの意味合いはちょっと違う。

布教してもしなくても信者の数が変わらないそうな。

明治から平成に到るまでずっと信者数二百万で変わらず。
宣教師は自分の存在意義に関わってしまう。

オレのやっていることって意味があるのかと。

なにせ布教してもしなくても数が同じなのだから、
人生掛けた活動がとっても徒労感溢れる苦役に早変わり。

まさに穴を掘って埋めるだけのお仕事。

>>
父親は禰宜やってたけど、年賀状にキリスト教関係の人も多かったよ。
宗教家同士通じ合えるものがあるんじゃないかな。

>>
神道は生活の一部になっているからな

教典も教義もないが神道の元首である天皇(キリスト教のローマ法王と同じ)がいる

当然ながら何千年も続いているので天皇の格はローマ法王と同じで
その下に大統領・首相などである

>>
多神教な上に生活に溶け込みすぎてるから無宗教と思われがち。
誰だったか、それこそ理想の宗教形態って言ってたくらい。

和を以て尊しと為すっていう
聖徳太子の理想は未だに続いてるんだと思うと胸熱

>>
戦後に絞ればこんな感じか?
商売人がカネになりそうな宗教行事を宣伝便乗


一般大衆も"よくわからないけど"単純に楽しもうぜ!ときれいに乗る


日常生活が宗教行事のちゃんぽん化


誰も宗教など気にしない。というかそれが普通だと思ってしまう


(現在)なんであいつら宗教違うって言って争ってるんだろ…(日本人談


日本に染まり切った神父その1
日本に染まり切った神父その2
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