かれこれ10年位前に某ハンバーガー店でバイトしてた時の事。
自分が店でレジ入ってる時、
いかにも
『ビジネスで日本に来てます!』 
って雰囲気のスーツを着た外人のおじさんが来店された。

レジ前まで来たそのおじさん、
メニューをジーっと3分ほど凝視した後おもむろに

「ウシさんじゃないhamburgerは、ドレですか?」
とレジにいた自分に聞いてきた。

かなりの片言で、でもハンバーガーの所だけやたら発音がいい。
やっぱ外人さんは発音が違うなぁって思った後、気が付いた。

牛さんって!!!(゚Д゚;≡;゚Д゚)???

小難しそうなビジネス書なんて読んでそうな雰囲気の
ちょっと厳つい顔の外人のおじさんとのあまりのギャップに
店内スタッフ皆ビックリ。

英語もろくにしゃべれない自分はその時 
『ウシさん』
 という表現に何故かすごく慌てて

「こ・こちらとこちらは鳥さんのハンバーガーです。
 あと、こちらはお魚さんのハンバーガーになります!」

って、そのおじさんと同じような表現をして接客してしまった_| ̄|○
おじさんはその慌てた接客を特に気にした様子も無く、しばらく考えてから

「ンー、こっちの鳥さんとお魚さんのhamburger、一個づつクダサイ」
とオーダー。

他のスタッフには鳥さんとお魚さんって言い方を後に散々からかわれた。


その後も何度か来店されて
「この鳥さんのhamburger、おいしかったよ。」
って言ってくれて

また注文してくれたのは嬉しかったのだが、
『鳥さん』という表現は直ることは無かったよ。

普通にチキンって言えばよかったのに、当時の自分(´・ω・`)